2020/09/18 13:21
幼少期、少年期、青年期、成年期、現在。
まだまだ、たくさんの経験や出会いを積んで自分で作る人生をワクワクするものにしたいと思っている。そんな中で19歳の時に知り合った裏千家茶道のビガメンから頂いた1つの言葉を紹介したい。
今まで周りには話してないが、18歳から26歳まで自分への修行として裏千家茶道を習っていたことがある。先生とのマンツーマンで俺の所作や細かな指や腕の動き、歩き方等をご教授頂いていたことがある。地域では最強と言われる頭の回転の速い先生であった。
そんな修行の中で出会った言葉。
"知足"(ちそく)
成長する際や自分を振り返ってみる際に足りないことや大きな夢を想うのでなく、自分が今まで積んできたこと、出会った人を振り返り、現状の自分を正しく認識して、足りないものでなく、足りているものを知ること、感謝することが重要だという価値観。
綺麗ごとのように聞こえるが、俺にはリアルに感じれるようになってきた。
なぜ、この言葉を思い出したかというと、本能的に人間は欲深い生き物で、忘れてはいけない感謝や愛情をついつい忘れてしまう。
俺も注意しているが、勢いが出てきたと過信したり、周りの流れに飲まれかけた時に足をすくわれる。このオチを想定していても穴に落ちてしまうから注意が必要だ。金、男女、地位、名声、皆欲しくなるのが一般的であるが、掴み取り方やキープするマインドがとても重要である。必要以上に欲深くなると、自分自身を見失ってしまい、一瞬で空っぽになってしまう。子役ハリウッドスターや早売れミュージシャン、俳優等、なぜかバズった人に良くあるオチだ。売れる理由を自身で作り上げ、引き寄せ掴んだ人でさえ、陥るトラップであるのに、外部要因のラッキーのみで積んできたことやキャパシティを超えてしまった人には一種の恐怖だと言える。
だから、"知足"である。
自分のライフスタイルや抱いた夢には誰とどんなストーリーやプロセスが必要であるのか、これと真剣に向き合い行動する。
時々は自分自身で自分へ頑張ったと鼓舞することも知足の1つである。
ゆっくり確実に自分らしく、ディグバイする。そう自分らしく。