2020/09/01 11:26
ソウルニュースペイパーズを正式に結成したのは2011年11月。弟のDOLと地元のBARでフリマとラウンジDJを始めたのがレーベル、DJクルーとしての最初のアクションだった。
俺は自分がやってるオーバーサイズBBOYスタンスでのSweetSoul、GrooveSoul、SamplingSoulをPlayするスタイルには絶対にイケる根拠のない自信を持ってた。
当時、まったく俺とDOLを知る人はいなかったけれども。スタイルに忘れてはならない本質的なHIPHOPの解釈を音楽、ファッション、ハピネスで正しく定義出来ていると確信していたから、自分達を疑いはしなかった。
自分達のスタイルと音楽(MixCD)を持って20代前半で福岡親不孝通りのクラブやイベントに兄弟で遊びに行ってプロモーションを試みていたことが懐かしい。まったく相手にされなかったが、俺には自信があったから、"分からないんやな"と自分らを疑うことは1ミリもなかった。
「自分達がカッコイイと信じてるスタイルと表現を鳴らし続ける」
認められない中で、俺はDJ SHOEに出会った。俺が鳴らしたいこと、表現したいことを直ぐさま理解してくれて、一緒に表現を聴いてくれた。本当に嬉しかった。それから、今年加入して11年目となるG.M.M@StandbopにレギュラーDJとして迎えてくれた。
正直、このタイミングでソウルニュースペイパーズに対して、福岡ストリートDJシーンのプレイヤーからの目線が変わったことは事実だと思う。
ただ何度も言うけれども、俺は周りや流行りや圧力で自分の表現とスタイルを変えたことは1度もない。当時からハピネスマインドも変わらずあったが、HIPHOPを鳴らすマインドと両立して爆発させるだけの自分の余裕とキャパシティが足りなかったのも事実だ。
DOLとはイベント帰りの車の中で自分達のMixCDを鳴らしながら、いつも通り笑ったり、俺らの方がイケてるよな、チャンス回せよな、と余裕で大口叩いていたのが懐かしい。
何が言いたいかというと、大事なことは、自分達が1度本気でカッコイイと感じた表現に対して、絶対的な自信と質を高める努力を怠らないことだ。
表現やスタイルが本物であれば、必ず本物は見抜いて近づいてきてくれる。引き寄せる位のバイブスで絡むんだよ。こっちから。
その後にデザイナーとなるSPECDEEやSNPZの仲間達に出会ってレーベルとしてのイベント運営やモノづくりの姿勢が固まってきたのが7〜8年前。
時間の流れは早いけれど、1つひとつのやるべきことを目標を持って、楽しみながらやれてこれたし、今からもそうだから楽しみでしょうがない。
今、中山兄弟が中心となって、ソウルニュースペイパーズの運営やDOLのTomato&Potatoも良い流れが生まれてきている。
最後に俺が仲間に言い続けてきたフレーズを紹介したい。
"自分達がなるべき姿を強く意識して、万全の準備をしていれば、必ず俺らにターンが回ってくる。その時には絶対に掴んだら、離すなこいつはワンチャンスだ"
それでは、今までの振返りでもシンクロしてるフレーズは多いが、10年前から頭に描いているシリアス行動理念を4つ紹介して終わりにしたい。
チェック。
①強い意志をもち、理想的な自分の姿を想像すること。
②現状の外部要因と内部要因を分析し、短期(2週間)中期(2ヶ月)長期(1年)の目標設定をすること。
③達成への行動を日々積み重ね、勝負する気持ちを忘れないこと。
④もっと強く理想的な自分の姿、環境、ビジネスを創造すること。